
開催の背景
戸嵜様ご夫婦が外食する際には、ご夫婦双方がお好きなお酒を楽しむことができないという課題がありました。運転のためにどちらか一方がお酒を我慢しなければならないのです。加えてご高齢の祖父母にはレストランでの食事は量が多すぎ、コース料理を食べきることが難しいという課題もありました。
もちろん、大切な娘さんに特別な誕生日に手をかけてあげたいという願いもありました。でも、「忙しいなか母親一人では簡単に誕生パーティーをできない」と、いままではレストランを選んでいましたが、代わり映えしない体験に飽きてしまっておられました。
これらの背景から自宅で、家族みんなで楽しめるグランアニバーサリーの「お寿司体験キット」で開催することを決められました。
家族それぞれの役割
自宅でイベントを開催する場合、いままでは企画を言い出したママが一人で奮闘するだけで、他のご家族は傍観者になりがちだった、と言われる戸嵜様。グランアニバーサリーでは、家族それぞれがそれぞれの役割を演じることが提案され、それがイベントへの参加意識を変え、楽しさの質の向上につながったと言っていただけました。
当日パパは、ルームデコレーションを担当しました。フォトデコレーションではいままで撮りためてきた家族写真をプリントして、お部屋中に飾りました。娘さんの赤ちゃん時代の写真を見ながら、親子で思い出話をされていました。
ママとおばあちゃんは、テーブルデコレーションを手がけました。セットで送られてきたと食器やリネンなどをテーブルに美しく飾り付けました。
娘さんは、はじめてのお寿司作りに挑戦しました。こども手作り寿司キットを使って、家族に振る舞いました。
このように、家族それぞれが役割を果たすことで、一緒に美しい記憶を重ねることができる特別なバースデーパーティーとなりました。
体験したご感想
今回のお寿司体験パーティーは、私たち家族にとって本当に特別な時間となりました。
娘が初めてお寿司を握る姿を見て目頭が熱くなりました。一生懸命にお寿司を握り、家族に振る舞ってくれました。その姿は、まるで小さな寿司職人のようでした。当日はいつもより興奮して終始「うれしいテンション」でした。終わった後もずっと「お寿司にぎったよね」、「楽しかったねぇ」と、思い出しています。
いつもは、私が準備につきっきりで、手持ち無沙汰にしてしまう夫も、今回の体験で積極的に参加して、活躍してくれました。役割があったことで「当事者意識」で参加してくれたし、パパのそういう姿が見られて、とてもよかったです。娘も「パパと一緒に作業ができて楽しかった」言っています。
実は、ママになって、はじめて落ち着いて座ってイベントを楽しめました。過去の自宅バースデーでは、どうしても台所に何度も動いてせわしなったんです。そのたびに祖父母から「落ち着かないから座って!バタバタして食べた気がしない」と注意されていました。
グランアニバーサリーには、自宅でくつろぐコツや秘密がありました。すべての料理や、飲み物がテーブルに並んでスタートするし、大皿と取り皿だけで構成されていました。これによってママが給仕に立つ必要がないんです。この考え方が、とてもよかったんです。あれで、ママもはじめてテーブルで落ち着いて食事ができたと思います。自分がゆったり食事して、好きなお酒も飲めたから、当日祖父からの手紙読むところで、本当に感動しちゃって、泣いてしまいました。
自宅で行えるメリットは計り知れないです。子供って知らない場所を警戒するので、小さい時分にこそ、このサービスは必要だと思います。コスプレにも喜んで、ドレスも含めて、人目を気にしないで好きに何度も着替えをして楽しんでいました。これもレストランではできないことでした。
こういう機会をつくってもらって、家族の輪をみんなでお祝いできたのは、すごくよかったです。家族がチームになった今回の写真を見るたびに、家族イベントに対する価値観が変わっていく気がします。
写真という意味では、後日、友人に自慢したら「これは、どこかの結婚式場や貸し切りレストランで撮影したの? ほんとうにあなたのお部屋? あそこの壁なの? 本当に?」って驚かれました。正直、「うちじゃないみたいな非日常感」をほめられてうれしかったです。こういう素敵な体験があるんだよって、友人に広めて回りたいです。
キットには、うつわも、クロスも、デコレーションも全部あって、普通個人じゃそこまで手が回らない「ひとをおもてなし」するグッズがそろっていました。そのアイテムが一揃いでレンタルできたのはとても便利でした。
我が家は毎年家族の記念写真を撮っていたのですが、プリントして飾るということはしてなくて、今回、フォトデコレーションとして、過去の写真を飾るのは、とても良い機会でした。昔の写真を飾りながら、娘が小さい頃を思い出しました。
その意味では、出張カメラマンさんの存在は大きかったです。とくにいつもは記録に残っていない「準備している姿」の写真はいい思い出になりました。これからも「家族みんなの美記憶を残そう」と願うようになりました。
家族それぞれが役割を果たし、協力して作り上げたこのパーティーは、私たちにとってかけがえのない思い出です。

楽しむポイント
① 事前準備
アイテムの確認: 送られてきたアイテムを付属の「貸し出し一覧表」と確認し不足がないかチェックします。同梱のチュートリアルブックで準備のやり方を学びます。
レシピの確認: チキン丸焼きのレシピを事前に確認し、必要な食材や調味料を当日までに購入しておきます。
役割分担: 家族や参加者と役割を分担し、誰が何を担当するか決めておくとスムーズに進行できます。
② デコレーション
女の子らしいテーマ: 花びらをテーマに設定し、ルームデコレーションで統一感を出します。
思い出の写真を飾る: 家族の思い出の写真をお部屋に飾り付けます。写真はデータを額縁サイズとハーフサイズにデジタルプリントしたものです。*事前にデータをいただいてプリントし配送便に同梱することもできます。ご希望の方はその旨を「お問い合わせ」でメッセージしてください。(追加料金必要)
③ サイドディッシュを盛り付ける
手軽さを重視: メインクッキングに集中できるよう、サイドディッシュは総菜を購入するなどして簡単に準備できるものを選びましょう。
盛り付けに工夫を: ただし単にいつものお皿に載せるだけでなく、お寿司屋さんをテーマにしたうつわに盛り付けることで、「映える食卓」を演出できます。
④ お寿司体験キットを楽しむ
調理具の準備: お寿司体験で使用する調理具を準備し、スムーズに調理ができるようにします。
コスプレを楽しむ:女の子はドレスアップが大好き。シェフエプロンやドレスを着たり、エンジェルの羽根をつけたりと、とっかえひっかえ。これも自宅だからできることです。
完璧を求めすぎない: 調理中に失敗があっても笑い飛ばし、子供たちの挑戦を応援して楽しむことが大切です。
プロセスを楽しむ: 結果だけでなく、調理のプロセス自体を楽しむ心構えを持ちましょう。挑戦して失敗してもそれは素敵なシャッターチャンスになります。
⑤ 小さな子どもだからこそ
子供たちが主役: 誕生日の子供が自分で主役になるパーティーです。簡単な作業から参加を促し「楽しかった!」と思える体験をさせてあげましょう。
プレゼントやサプライズのお手紙があれば:子供たちはサプライズが大好き。予想外のプレゼントでびっくりさせてみましょう!
特別な瞬間を額装する: 今回のお寿司作りの様子や食事の様子をプリントして額装すると、美記憶をいっそう大事に思えます。
⑥ 後片付けのシンプルさ
軽く洗って返却: お使いになったアイテムは簡単に洗って箱詰めして返却してください。返却後に事務局で殺菌洗浄をしますのでご心配なく。
専用通箱と返却便: 各アイテムは専用ケースに入れ、通箱に収納してください。事前にメール相談した日時に返却便が回収に伺います。
ご自宅で準備いただいたもの
(料金に含まれないもの)
お料理
家族全員の好みのネタを聞いて、準備するとみんなが楽しめるでしょう。
体験家族のメニュー例
前菜
季節のサラダ
エビと野菜の包み焼き
チーズラザニア
メイン(お寿司ネタ)
まぐろ
ほたて
鯛
エビ
穴子
はまち
ねぎとろ
シャリ
デザート
くまのチョコケーキ
お花
グランアニバーサリーをより特別なものにするために、季節の花束やフラワーアレンジメント、テーブル装花をご用意いただくことをお勧めします。
プレゼント
お祝いされる方へのプレゼントは、その人の特別な日をさらに思い出深いものにするための大切な要素です。
その他
バルーン: カラフルなバルーンやヘリウムバルーンで部屋を飾りつけ。
お手紙やビデオメッセージ: 離れた場所のご家族・ご親族や友人からのお祝いメッセージやビデオはサプライズになります。
フォトデコレーション:思い出の写真をイルミネーションに飾り付けます。事前にフォトデータをいただいてプリントして配送便に同梱することもできます。(追加料金必要)
すべてのご予算想定
(大人3名、子供1名の場合)

※1 お料理については、体験ストーリーに応じた前菜、メインクッキング、デザートを含んだ料金を想定。
※2 お花代は、テーブルを飾る装花をイメージしております。
※3 プレゼントはお子様1人あたりの誕生日プレゼントを想定。